ドメインWHOIS検索-所有者は誰?(無料)

無料のドメインWHOIS(RDAP)検索で、ドメインの所有者・レジストラ・登録日・有効期限・ネームサーバーを今すぐ確認できます。

ドメインのWHOIS検索とは

WHOIS検索は、ドメイン名の登録に関する公開情報を調べる操作です。どのレジストラが管理しているか、いつ登録されいつ期限が切れるか、どのネームサーバーを使っているか、DNSSECで署名されているかといった事柄が分かります。このツールは従来のWHOISプロトコルではなく、その後継として構造化されたJSONを返す**RDAP**を使って情報を取得します。

取得できる範囲には制約があります。2018年のGDPR施行以降、**個人が登録したドメインの登録者情報はほぼ伏せられて(REDACTED)います**。法人登録では組織名まで出ることがあります。また `.jp` や `.uk` のような一部のccTLDはrdap.orgのルーティング対象外で取得できないことがあり、JPドメインはJPRSのWHOISで確認する必要があります。結果は最大24時間キャッシュされるため、直前の変更が反映されていない場合があります。

WHOIS検索の使い方

  1. ドメイン名を入力する `example.com` のように登録名を入れます。`https://` やパスは付けず、ドメイン名だけを入れてください。
  2. 検索する RDAPへ問い合わせ、取得できた項目が区分ごとに並びます。
  3. 登録日と有効期限を確かめる 期限が近いドメインは、更新を忘れると失効して第三者に取得されうる状態になります。ここで残りの猶予を把握できます。
  4. ネームサーバーとDNSSECを見る どのDNSサービスで運用されているか、署名が付いているかが分かります。移管や障害の切り分けの手がかりになります。
  5. 取れなかった項目を見極める 「情報なし」と出た場合、そもそも公開されていないのか、そのTLDがRDAPに対応していないのかを備考欄で確かめてください。

使いこなすためのヒント

  • 有効期限の確認: 自社ドメインや競合他社のドメインの有効期限を定期チェックできます。期限切れを見落とすとドメインが失効し、第三者に取得されるリスクがあります。
  • レジストラの確認: ドメインをどのレジストラが管理しているかを調べられます。移管前の確認や複数ドメインの管理把握に役立ちます。
  • ネームサーバーの確認: DNS設定の確認やDNS変更後の浸透状況の確認に使えます。
  • GDPRにより個人登録者の情報は非公開ですが、法人ドメインではレジストラ・組織名などが確認できます。

WHOIS検索の活用シーン

自社ドメインの有効期限を管理する

期限切れはサイトとメールが同時に止まる事故につながります。定期的に確かめておけば、更新漏れに気づけます。

レジストラを確認して移管に備える

移管の手続きは現在のレジストラによって異なります。着手する前にどこが管理しているかを押さえておくと段取りが早くなります。

取得したいドメインの空き状況を推し量る

登録情報が返ってくれば使用中、返ってこなければ未登録の可能性があります。有効期限を見れば、いつ手放される見込みかも推し量れます。

不審なドメインの素性を調べる

登録されたばかりのドメインは、フィッシングなどに使われる例が少なくありません。登録日が極端に新しいかどうかは判断材料の一つになります。

ドメインの周辺を調べたいとき

書式が正しいかだけを見るならドメイン名の検証を、証明書の期限を見るならSSL証明書チェックを、日本語ドメインの変換にはPunycode変換を使ってください。

WHOISに関する用語集

WHOIS
ドメイン名やIPアドレスの登録情報を問い合わせる仕組み、およびその情報そのものです。もとは平文をやり取りする古い規格でした。
RDAP
Registration Data Access Protocol の略。WHOISの後継として作られ、JSON形式の構造化データを返します。応答の形が定まっているため機械で扱いやすいのが利点です。
レジストラ
ドメイン名の登録を受け付ける事業者です。利用者はレジストラを通じて登録・更新・移管を行います。
登録者(registrant)
そのドメインを保有している主体です。GDPR以降、個人の場合はプライバシー保護のため情報が伏せられるのが通例になりました。
ネームサーバー
そのドメインの名前解決を担当するDNSサーバーです。ここが変わるとサイトやメールの向き先が変わります。
DNSSEC
DNSの応答に電子署名を付け、途中で書き換えられていないことを確かめられるようにする拡張です。署名の有無がWHOISに表示されます。
ccTLD
国や地域に割り当てられたトップレベルドメインです。`.jp` や `.uk` が該当し、運用方針が国ごとに異なるためRDAPへの対応状況もまちまちです。

よくある質問

GDPRなどの個人情報保護法により、個人登録者の情報はほとんどのレジストラで非公開になっています。法人登録の場合は表示されることがあります。

一部のccTLD(国別ドメイン)はrdap.orgのゲートウェイに対応していない場合があります。JPドメインはJPRS WHOIS、UKドメインはNominet WHOISでご確認ください。

有効期限切れ後も一定期間(通常30〜45日)はグレースピリオドとして更新可能です。その後は削除保留期間(redemption period)に入り、回復費用が高額になります。最終的には削除され第三者が取得できる状態になります。

結果は24時間キャッシュされます。しばらく待ってから再検索するか、rdap.orgで直接確認してください。
ツールくん

余談ですが ― ドメイン名の歴史とWHOISの誕生

最初の .com ドメイン symbolics.com は1985年3月15日に登録されました。インターネットの商業化が始まる以前の話で、当初はNSI(Network Solutions)が独占管理し登録料は無料でした。1995年からNSIが年間$100の登録料を徴収し始め、「ドメイン名に金銭的価値がある」という概念が生まれました。現在は1,500以上のTLDが存在し、毎日数万件のドメインが新規登録されています。

WHOISは当初「誰がそのホストを管理しているか」を把握するためのシンプルな仕組みでした。インターネットが拡大するとスパム対策・著作権侵害の追跡・ドメイン紛争解決などの用途で重要性が増しました。2018年のGDPR施行で個人の登録者情報が保護対象となり、大半のレジストラが registrant 情報を非公開(REDACTED)にしました。RDAPはこうした変化に対応するため、認証・アクセス制御・国際化をサポートする現代的な後継規格として設計されています。