チリRUTチェックデジット計算機(Rol Único Tributario検証)
チリの個人・法人納税者番号RUT(Rol Único Tributario)のチェックデジットを無料で検証・計算できる計算機です。本体のみ入力すればチェックデジット(数字または'K')を自動計算し、ハイフン付きで入力すれば妥当性を検証します。処理はすべてブラウザ内で完結します。
チリRUTチェックデジット計算機とは
このツールは、チリの統一納税者番号RUT(Rol Único Tributario)のチェックデジットを検証・計算できる無料のオンライン計算機です。本体の各桁に末尾から2・3・4・5・6・7の重みを循環させて掛け合計し、11で割った余りから「11 − 余り」でチェックデジットを算出します(結果が11なら'0'、10なら'K')。
ハイフン・末尾のアルファベット'K'・桁数から入力の種類を自動判定するため、モードを手動で切り替える必要はありません。チェックデジットを含む番号なら妥当性を検証し、本体のみなら正しいチェックデジットを計算して補完します。なお、本ツールは形式の正しさのみを判定するものであり、実在する個人・法人に付番された番号かどうかまでは特定できません(実在確認にはチリ政府機関への照会が必要です)。
使い方
- RUTを入力する ピリオドが入った状態のまま貼り付けられます。
- 種別を確認する 検出された種別(本体のみ/チェックデジット込み)が表示されます。
- 結果を確認する 検証結果、または計算されたチェックデジットが表示されます。
- 別の番号を試す クリアボタンで入力をリセットし、別の番号を確認できます。
使いこなすためのヒント
- ピリオド(.)が入った状態のまま貼り付けても構いません。記号は自動的に除去してから計算されます。
- チェックデジットを含まない本体のみを入力すると、正しいチェックデジットを自動的に計算して表示します。
- ハイフンなしで数字だけを入力した場合は「本体のみ」として扱われます。チェックデジット込みで検証したい場合は必ずハイフンを付けてください(例: 12345678-5)。
- 末尾が'K'(大文字・小文字どちらでも可)の場合は、ハイフンが無くてもチェックデジット込みとして自動判定します。
- このツールは形式(チェックデジット)が正しいかどうかを判定するもので、実在の個人・法人に付番された番号かどうかまでは判定できません。実在確認はチリのServicio de Registro Civil e Identificación(民事登記身分証明庁)やServicio de Impuestos Internos(内国歳入庁)への照会が必要です。
活用シーン
EC・決済フォームの入力ミスチェック
チリ向けECサイトや決済フォームに入力されたRUTが、送信前に転記ミスなくチェックデジットと一致しているかを確認できます。
人事・給与担当者の入力ミスチェック
新規雇用者やチリ駐在員から受け取ったRUTを社内システムに登録する前に、チェックデジットで確認できます。
システム開発でのバリデーション設計の参考
チリ向けのフォームや会員登録システムに実装するRUT検証ロジック(循環する重み付けmod 11計算)の期待動作を確認する際の参照として使えます。
古い書類のデータ化
紙の書類に記載されたRUTをデータベース化する際、OCR誤読の有無をチェックデジットで検証できます。
用語集
- RUT(Rol Único Tributario)
- チリの個人・法人に割り当てられる統一納税者番号です。税務申告だけでなく銀行口座開設や本人確認など生活のあらゆる場面で使われます。
- Dígito Verificador(チェックデジット)
- RUT本体の末尾に付く1桁の検査用文字(数字または'K')で、入力ミスや誤植を検出するために計算式から算出されます。
- mod 11(循環重み付け)
- 本体の各桁に末尾から2・3・4・5・6・7の重みを循環させて掛け合計し、11で割った余りからチェックデジットを算出する計算方式です。
- Servicio de Impuestos Internos(SII、内国歳入庁)
- チリ政府の税務行政機関で、法人へのRUT発行や税務全般を管轄しています。
- Servicio de Registro Civil e Identificación(民事登記身分証明庁)
- チリ政府の機関で、個人へのRUT割り当てを含む戸籍・身分証明業務を担当しています。
よくある質問
余談ですが ― チリ全土で使われる「11で割る」計算式
RUT(Rol Único Tributario)は、チリで個人・法人を問わず割り当てられる統一納税者番号です。もともとは税務目的の番号でしたが、今では銀行口座の開設、携帯電話の契約、ECサイトでの本人確認、選挙人名簿の照会まで、チリで生活するうえであらゆる場面の本人確認手段として定着しています。個人の場合は出生時、外国人の場合は移民登録時に自動的に割り当てられ、法人の場合は内国歳入庁(Servicio de Impuestos Internos、SII)への登録時に発行されます。
RUTのチェックデジット(Dígito Verificador)は、本体の各桁に末尾から2・3・4・5・6・7という重みを循環させながら掛けて合計し、11で割った余りを11から引くことで求められます。この結果が11なら'0'、10なら'K'(アルファベットのカー)を使うのがチリ独自のルールです。多くの国のチェックデジットが数字のみで完結するのに対し、RUTはアルファベット1文字が混じりうる点がユニークです。
実は、内国歳入庁(SII)自身のRUTである60.803.000-Kも、この計算式に当てはめるとちょうど'K'が算出されます。政府機関自身のRUTが偶然にもアルファベットのチェックデジットを持つというのは、チリの経理担当者や開発者の間でちょっとした豆知識として知られています。