QRコード生成(無料・オンライン)
テキストやURLを入力するだけで無料でQRコードを作成・ダウンロードできるツールです。誤り訂正レベル・サイズ・余白・色を調整でき、PNG/SVG形式で保存できます。処理はすべてブラウザ内で完結し、入力内容はサーバーに送信されません。
QRコード生成とは
QRコード生成は、入力したテキストやURLを白黒の四角い模様(QRコード)に変換して、画像として保存・印刷できるようにする作業です。このツールでは文字を入力するだけでリアルタイムにQRコードが描画され、誤り訂正レベル・サイズ・余白・色を自由に調整したうえでPNGまたはSVG形式でダウンロードできます。
QRコードは正方形の小さな点(モジュール)を格子状に並べてデータを表現しており、格納する情報量が多いほどモジュール数が増えて模様が細かくなります。内部にはリード・ソロモン符号という誤り訂正のしくみが組み込まれているため、汚れや破損があっても一定の割合までは正しく読み取れるように設計されています。
QRコード生成の使い方
- QRコードにしたい内容を入力する URL・お店の紹介文・Wi-Fi接続情報など、読み取ってもらいたいテキストを入力欄に入力します。
- 誤り訂正レベルを選ぶ 用途に応じてL・M・Q・Hから選びます。屋外掲示や汚れが想定される印刷物には高いレベルがおすすめです。
- サイズ・余白・色を調整する 画像サイズと余白(クワイエットゾーン)、前景色・背景色をスライダーやカラーピッカーで設定します。
- 生成されたQRコードを確認する 入力に応じてリアルタイムに表示が更新されるので、実際にスマートフォンのカメラで読み取り確認すると安心です。
- PNGまたはSVGでダウンロードする 印刷用途なら拡大しても劣化しないSVG、Web掲載やSNS投稿ならPNGが扱いやすいです。画像コピーもできます。
使いこなすためのヒント
- 誤り訂正レベルを上げると多少の汚れや破損があっても読み取りやすくなりますが、その分QRコードの模様が複雑になり画像サイズも大きくなります。
- 前景色と背景色は十分なコントラスト(明暗差)を保つようにしてください。淡い色同士の組み合わせは、スマートフォンのカメラで読み取れないことがあります。
- 印刷して掲示する場合は、QRコードの周囲に十分な余白(クワイエットゾーン)を確保すると、読み取り精度が安定します。
- 長いURLをそのままQRコードにすると模様が細かくなり読み取りにくくなるため、短縮URLサービスを使ってから変換するのがおすすめです。
- Wi-Fi接続情報やvCard(連絡先)など決まった書式の文字列を入力すれば、対応するアプリでQRコードから直接読み込めます。
QRコードの活用シーン
店舗のチラシ・ポスターへの掲載
キャンペーンページや予約フォームのURLをQRコードにして印刷物に載せると、来店者がその場でスマートフォンから直接アクセスできます。
名刺・チラシでの連絡先共有
vCard形式の文字列を入力してQRコードにしておくと、対応するアプリで読み取るだけで相手の連絡先を一括登録できます。
店舗Wi-Fiの接続情報の共有
所定の書式でSSIDとパスワードを入力してQRコードにすれば、来店客が文字入力なしでWi-Fiに接続できます。
飲食店のメニュー・注文ページの案内
テーブルに置くQRコードから電子メニューや注文システムのURLへ誘導する、非接触の案内手段として使えます。
イベントの受付・チェックイン用URLの配布
参加登録フォームやアンケートページのURLをQRコード化し、会場の案内板やチラシに掲示して参加者を誘導できます。
用語集
- QRコード
- 1994年にデンソーウェーブ社が開発した二次元コードで、縦横二方向に情報を持つため一次元のバーコードより多くの文字数を格納できます。
- 誤り訂正レベル
- QRコードの一部が汚れたり破損したりしても正しく読み取れるようにする復元能力の強さを示す指標で、L・M・Q・Hの4段階があります。
- モジュール
- QRコードを構成する正方形の点1つひとつのことで、白と黒の組み合わせによってデータを表現しています。
- クワイエットゾーン
- QRコードの周囲に確保する何も描かれていない余白部分のことで、カメラがコードの境界を正しく認識するために必要です。
- 位置検出パターン
- QRコードの四隅のうち3つにある四角い模様のことで、カメラがどの角度からスキャンしても向きを正しく認識できるようにする役割を持っています。
- リード・ソロモン符号
- QRコードの誤り訂正に使われている符号化技術で、データの一部が失われても残りの情報から元のデータを復元できます。
よくある質問
余談ですが ― QRコードの誕生とその仕組み
QRコードは1994年に日本のデンソーウェーブ社が開発した二次元コードです。自動車部品の生産管理で使われていたバーコードでは数字20桁程度までしか扱えず、生産工程が複雑化するにつれて情報量が不足していました。QRコードの名前は「Quick Response(高速応答)」に由来しており、開発当初からスキャナーで瞬時に読み取れることを重視して設計されています。
QRコードの四隅のうち3つにある四角い模様は「位置検出パターン」と呼ばれ、カメラがどの角度からスキャンしても正しい向きを認識できるようにする役割を持っています。さらにリード・ソロモン符号という誤り訂正技術が組み込まれており、コードの一部が汚れたり破損したりしても、最大で約30%までのデータを復元して読み取ることができます。
デンソーウェーブはQRコードの特許を保有していますが、その権利を行使せず仕様を公開したことで、世界中の企業が自由に使える技術として普及しました。近年ではキャッシュレス決済の普及や、飲食店での非接触メニュー・注文システムの導入をきっかけに、日本国内はもちろん世界的にも活用の場面が大きく広がっています。