単位変換ツール(無料)長さ・重さ・温度を一括計算

無料で使える単位変換ツール。長さ(mm・cm・m・km・in・ft・yd・mi)・重さ(mg・g・kg・t・oz・lb)・温度(℃・℉・K)を、1つの値を入力するだけで全単位に一括変換します。

長さの換算基準(1単位 = 何メートルか)

単位 基準値
ミリメートル (mm) 1 mm = 0.001 m
センチメートル (cm) 1 cm = 0.01 m
メートル (m) 1 m = 1 m
キロメートル (km) 1 km = 1,000 m
インチ (in) 1 in = 0.0254 m
フィート (ft) 1 ft = 0.3048 m
ヤード (yd) 1 yd = 0.9144 m
マイル (mi) 1 mi = 1,609.344 m

重さの換算基準(1単位 = 何キログラムか)

単位 基準値
ミリグラム (mg) 1 mg = 0.000001 kg
グラム (g) 1 g = 0.001 kg
キログラム (kg) 1 kg = 1 kg
トン (t) 1 t = 1,000 kg
オンス (oz) 1 oz = 0.028349523125 kg
ポンド (lb) 1 lb = 0.45359237 kg

温度の変換式

摂氏→華氏°F = °C × 9/5 + 32
華氏→摂氏°C = (°F − 32) × 5/9
摂氏→ケルビンK = °C + 273.15

単位変換ツールとは?メートル法とヤード・ポンド法の違い

単位変換ツールは、長さ・重さ・温度という日常でよく使う3つのカテゴリーについて、数値と単位を1つ入力するだけで同じカテゴリー内のすべての単位へ一括変換できる無料ツールです。センチメートルをインチに直したい、ポンドをキログラムに直したいといった場面で、電卓を使って比率を掛け算したり、換算表を目で探したりする手間を省けます。

長さと重さはどの単位も比例関係にあるため、基準となる単位(メートル・キログラム)を経由した掛け算だけで変換できます。一方で温度は摂氏・華氏・ケルビンの3つでゼロ点の位置がそれぞれ異なるため、単純な比率では計算できず専用の変換式が必要です。本ツールはインチ・フィート・ポンド・オンスなどのヤード・ポンド法の単位についても、1959年の国際協定で定められた正確な定義値を採用しているため、学業や実務でそのまま使える精度を確保しています。

単位変換ツールの使い方

  1. 変換したいカテゴリーを選ぶ 長さ・重さ・温度の中から、変換したい数値が属するカテゴリーを選択します。
  2. 数値を入力する 変換したい数値を入力欄に入力します。小数も入力できます。
  3. 入力した数値の単位を選ぶ 今入力した数値がどの単位のものか(センチメートル・キログラム・摂氏など)をプルダウンから選びます。
  4. 全単位の変換結果を確認する ボタン操作は不要で、同じカテゴリー内のすべての単位への変換結果が自動的に一覧表示されます。
  5. 別の数値を続けて変換する 入力欄の数値や単位を変更すると、結果が即座に再計算されるため、複数の値を連続して調べられます。

使いこなすためのヒント

  • 値と単位を1つ選ぶだけで、そのカテゴリー内の他のすべての単位への変換結果を同時に確認できます。複数の単位を1つずつ調べ直す必要はありません。
  • 長さ・重さの単位は比率のみで変換できますが、温度は摂氏・華氏・ケルビンでゼロ点の位置が異なるため、単純な比率計算では正しい結果になりません。
  • インチ・フィート・ヤード・マイル・オンス・ポンドは1959年の国際協定でメートル法との換算値が正確に定義されており、本ツールもその定義値を採用しています。
  • 料理のレシピ(オンス・華氏)やDIY・洋書の寸法(インチ・フィート)など、海外の情報を参照する際に単位換算が必要になる場面で活用できます。

単位変換ツールの活用シーン

海外旅行先での気温・体重表示の確認

アメリカなど華氏・ポンドを使う国を旅行する際、天気予報の気温や体重計の表示を見慣れた摂氏・キログラムに直して把握できます。

海外レシピの分量・オーブン温度の変換

英語圏のレシピはオンス・華氏で分量や焼き温度を表記することが多く、グラム・摂氏に変換してから調理する際に役立ちます。

DIY・輸入家具の寸法確認

海外製の工具や家具の図面はインチ・フィート表記が中心のため、部屋のサイズと比較する前にセンチメートル・メートルへ変換しておくと安心です。

理科・物理の宿題や試験対策

摂氏・華氏・ケルビンの相互変換や、メートル法とヤード・ポンド法の換算問題を解く際に、自分の計算結果の検算として使えます。

海外通販・輸入品の重量確認

海外の通販サイトで商品重量がポンド・オンス表記の場合、配送料の見積もりや持ち運びのイメージを掴むためにキログラムへ変換できます。

単位変換に関する用語集

メートル法
メートル・キログラム・秒を基本とし、10進法で単位を組み立てる計量体系です。日本を含む世界のほとんどの国で公式に採用されています。
ヤード・ポンド法(ヤードポンド法)
インチ・フィート・ヤード・マイル・オンス・ポンドなどからなる計量体系で、アメリカの日常生活で今も広く使われています。単位間の比率が10進法ではないため、換算には固定の係数が必要です。
国際ヤード・ポンド協定
1959年にアメリカ・イギリスなど英語圏諸国が締結した協定で、1インチ=2.54センチメートル、1ポンド=0.45359237キログラムと正確に定義しました。本ツールもこの定義値を採用しています。
摂氏(℃)
水が凍る温度を0度、沸騰する温度を100度とする温度目盛りです。日本を含む多くの国で日常的に使われています。
華氏(℉)
水の氷点を32度、沸点を212度とする温度目盛りで、アメリカで日常的に使われています。摂氏より一目盛りの幅が小さく、気温の変化を細かく表現できます。
ケルビン(K)
絶対零度を基準(0K)とする国際単位系の温度単位です。目盛りの間隔は摂氏と同じで、科学分野の計算でよく使われます。
絶対零度
理論上、これ以上温度が下がらない限界値のことで、摂氏で約−273.15度に相当します。本ツールでも温度変換時にこの値を下回る入力を無効としています。
換算係数
ある単位を別の単位に変換する際に掛け算する固定の数値のことです。例えばインチをメートルに変換する換算係数は0.0254です。

よくある質問

1インチは正確に2.54センチメートルです。これは1959年に英語圏諸国が締結した国際ヤード・ポンド協定によって定義された値で、それ以降アメリカ・イギリス等で使われるインチはすべてこの定義に基づいています。

はい、−40℃と−40℉は同じ温度を指します。摂氏から華氏を求める式 ℉ = ℃ × 9/5 + 32 に −40 を代入すると −40 になるため、この一点だけ両方の目盛りが一致します。

アメリカでは18世紀後半の建国当初からヤード・ポンド法(アメリカ慣用単位)が広く定着しており、道路標識・工業製品・建築規格など社会全体のインフラをメートル法へ切り替えるコストが非常に大きいことが主な理由とされています。科学分野や一部の業界(医薬品・自動車部品等)では既にメートル法が使われています。

1キログラムは約2.20462ポンドです。逆に1ポンドは0.45359237キログラム(1959年の国際協定による定義値)で、体重や食品の重さを英語圏の表示と比較する際によく使われる換算です。
ツールくん

余談ですが ― メートルと華氏、それぞれの「基準」の物語

現在の「メートル」は1983年以降、光が真空中を299,792,458分の1秒間に進む距離として定義されています。しかし元々のメートルは1791年、フランス革命期の科学者たちが「地球の北極から赤道までの距離(子午線四分の一)の1000万分の1」として定義したものでした。地球そのものを基準にした単位を作ろうという発想は、当時の度量衡が地域ごとの王侯貴族の身体尺(フィート=足の長さ等)に基づいてバラバラだった混乱を解消するための、革命的な試みでもありました。

華氏(℉)は1724年頃、ドイツの物理学者ダニエル・ガブリエル・ファーレンハイトが考案した温度目盛りです。彼は当初、氷・水・塩化アンモニウムを混ぜた寒剤(ブライン)が凍る温度を0度、人間の体温(当初は約96度と見積もられていた)を目盛りの基準にしました。後により精密な観測に基づき水の氷点を32度、沸点を212度と再定義され、現在の華氏目盛りが確立しました。摂氏よりも一目盛りの幅が小さいため、日常の気温変化を細かく表現しやすいという実用上の利点があり、アメリカでは今も日常生活で使われ続けています。

ヤード・ポンド法の単位の多くは、中世ヨーロッパの日常的な身体尺・物品に由来します。「フィート」は文字通り人間の足の長さ、「ヤード」は諸説ありますが人の腰から伸ばした手までの長さや布を測る際の基準に由来するとされ、「マイル」はローマ軍が行軍時に千歩(ラテン語で mille passus)進んだ距離を指す言葉から生まれました。メートル法が「普遍的で誰にでも再現可能な基準」を追求したのに対し、ヤード・ポンド法は人々の日常の感覚に根ざした単位として自然に発展してきた点が対照的です。