抽選ツール|名前を入れて回すくじ引きルーレット
抽選ツール(くじ引きルーレット)を無料で使えます。名前を1行ずつ入力して回すだけで、当選者をランダムに選びます。複数人の同時抽選、当選者を候補から外して続けて引く機能、抽選履歴に対応。偏りの出ない暗号論的乱数で公平に選びます。
抽選ツールとは
抽選ツールは、名前や景品などの候補を1行ずつ入力し、ルーレットを回すだけで当選者をランダムに選べるくじ引きツールです。飲み会やイベントの景品決め、授業での指名、プレゼントの順番決め、SNSキャンペーンの当選者選びなど、紙のくじやあみだくじを作っていた場面を、その場で済ませられます。一度に複数人を選ぶこともでき、「当選者を候補から外す」にチェックを入れれば、1等・2等・3等と同じ人が重複しないように続けて引けます。
当選者はルーレットの見た目ではなく、ブラウザの暗号論的乱数(crypto.getRandomValues)で先に決めてから、その区画で止まるように回しています。さらに乱数を候補の数に変換するときに偏りが生じないよう、棄却法という方法で処理しているため、どの候補も完全に同じ確率で選ばれます。入力した候補はサーバーへ送信されず、すべてお使いのブラウザの中で処理されます。
抽選ツールの使い方
- 候補を1行に1つずつ入力する 名前や景品、番号などを改行区切りで入力します。空行は自動で無視されるので、名簿からそのまま貼り付けても大丈夫です。2〜1,000件まで抽選できます。
- 一度に選ぶ人数を決める 1人だけ選ぶときは1のままで構いません。3人当選の抽選なら3にすると、1回の抽選で重複なく3人を選び、当たった順に1・2・3と表示します。
- 必要なら「当選者を候補から外す」にチェックする 1等から順に1人ずつ引くときは、チェックを入れておくと当選者が自動で候補から消え、同じ人が二度当たりません。
- ルーレットを回して結果を共有する 「ルーレットを回す」を押すと数秒回って止まり、当選者が表示されます。結果はコピーしてチャットに貼ったり、XやLINEで共有したりできます。
使いこなすためのヒント
抽選ツールの活用シーン
飲み会・イベントの景品抽選
ビンゴの代わりに、参加者の名前を入れて回すだけで景品の当選者を決められます。画面を共有すればルーレットが回る様子を全員で見られるので、盛り上がりやすく公平さも伝わります。
授業や会議での指名
発表者や司会、当番をランダムに決めたいときに使えます。「当選者を候補から外す」を使えば、全員が一度ずつ当たるまで順番に回せます。
SNS・プレゼントキャンペーンの当選者選び
応募者の名前やアカウント名を貼り付けて、当選者を選べます。複数人当選もまとめて決められ、結果をコピーしてそのまま発表に使えます。
迷ったときの決めごと
ランチのお店や遊びに行く場所、ゲームの順番など、決めきれないことをルーレットに任せられます。候補に同じ選択肢を複数書けば、選ばれやすさに重みも付けられます。
抽選ツールの用語集
- 暗号論的乱数
- パスワードや暗号鍵の生成にも使われる、予測できないように作られた乱数です。このツールはブラウザの crypto.getRandomValues で得た値から当選者を決めています。
- 剰余の偏り
- 乱数を候補の数で割った余りをそのまま使うと、一部の候補だけがわずかに当たりやすくなる現象です。このツールは棄却法で取り除いています。
- 棄却法
- 偏りの原因になる範囲の乱数が出たときは捨てて引き直す方法です。手間はわずかに増えますが、すべての候補が完全に同じ確率で選ばれるようになります。
- 重複なし抽選
- 一度当たった候補をもう一度選ばない抽選のことです。くじ箱から引いたくじを戻さないのと同じで、複数人を選ぶときや1等から順に引くときに使います。
抽選ツールのよくある質問
余談ですが ― 「割った余り」で選ぶと、くじは公平でなくなる
コンピューターで「6人から1人を選ぶ」とき、いちばん素直な方法は、乱数を6で割った余りを使うことです。ところがこの方法には、目に見えにくい偏りが潜んでいます。たとえば0〜255の乱数を3で割った余りで選ぶと、256は3で割り切れないため、余り0になる数は86通り、余り1と2は85通りずつになり、1人目だけがわずかに当たりやすくなります。これを「剰余の偏り(modulo bias)」と呼びます。
偏りの大きさは乱数の幅と候補の数で決まり、32ビットの乱数であれば差はごくわずかです。それでも、抽選のように「完全に同じ確率であること」そのものが価値になる場面では無視できません。そこでよく使われるのが、余りに偏りが出る範囲の乱数が出たら捨てて引き直す「棄却法」です。捨てる確率はたいてい非常に小さいので、引き直しが何度も続くことはほとんどありません。
複数人を重複なく選ぶ方法にも長い歴史があります。統計学者のフィッシャーとイェーツは1938年に、表を使って数列を無作為に並べ替える手順を発表しました。これを1964年にダーステンフェルドがコンピューター向けに改良したものが、今では「フィッシャー–イェーツのシャッフル」として広く使われています。このツールの重複なし抽選も、同じ考え方で1人ずつ候補を減らしながら選んでいます。