欠勤率(Absenteeism Rate)計算ツール|労務指標を無料算出

所定労働日数・延べ欠勤日数・対象従業員数を入力するだけで、欠勤率を無料で自動計算。米労働統計局の平均値をもとにしたベンチマーク評価付きで、欠勤率が高いか低いかも一目で判定できます。

Tips

  • 欠勤率は病気・怪我による欠勤だけでなく、無断欠勤・早退の合算換算も含めて集計すると、労務管理上のリスクをより正確に把握できます。
  • 部署・シフトごとに欠勤率を分けて集計すると、特定の職場だけ欠勤が集中していないかを見極めやすくなります。
  • 欠勤率が悪化する時期は季節性の感染症の流行時期と重なることが多いため、月別に集計してトレンドを可視化すると原因の切り分けがしやすくなります。
  • 既存のbusiness.management.turnover_rate(離職率)が退職という不可逆的な事象を扱うのに対し、本ツールは在籍しながら休んでいる状態を扱うため、両方を併用すると労務リスクの全体像が見えます。

よくある質問

業種によって差はありますが、米労働統計局のデータではフルタイム従業員の平均的な欠勤率はおおむね3%前後とされています。1.5%未満であれば優秀、3〜5%であれば改善の余地があり、5%を超える場合は組織的な要因を疑う必要があります。

離職率は退職という不可逆的なイベントを対象とするのに対し、欠勤率は在籍したまま一時的に休んでいる状態を集計する点が異なります。欠勤率の悪化は将来の離職の予兆になることもあるため、両方を併せて確認することが推奨されます。

一般的には、事前に承認された有給休暇は「欠勤」ではなく「計画的な休み」として区別し、欠勤率には無断欠勤・当日欠勤・病気による急な欠勤のみを含めるのが実務上の標準的な扱いです。

まずは特定の曜日・時期に欠勤が集中していないかを確認し、業務負荷の偏りやシフト編成に問題がないか見直すことが第一歩です。改善が見られない場合は、従業員へのヒアリングやエンゲージメント調査の実施も検討しましょう。
ツールくん

余談ですが ― 欠勤率と「プレゼンティーズム」という見えにくいコスト

欠勤率は「休んだ日数」を数える分かりやすい指標ですが、近年の労務管理では、体調が悪いにもかかわらず出勤して生産性が落ちている状態を指す「プレゼンティーズム(疾病就業)」というより見えにくいコストにも注目が集まっています。米国の複数の研究では、プレゼンティーズムによる生産性損失は、欠勤(アブセンティーズム)による損失の2〜3倍に達するとも言われており、欠勤率だけを見ていると組織全体の生産性ロスを過小評価してしまう可能性があります。

米労働統計局(Bureau of Labor Statistics)が公表するデータでは、フルタイム従業員の平均的な欠勤率はおおむね3%前後で推移するとされています。ただしこの数値は業種によって大きく異なり、医療・介護・小売など対人業務が中心の業種では平均より高くなる傾向があります。

欠勤率が高止まりする職場では、単なる体調不良だけでなく、職場環境への不満や燃え尽き症候群(バーンアウト)の兆候である可能性も指摘されています。欠勤率の推移を定点観測し、急激な悪化が見られた部署にはエンゲージメント調査や1on1面談を通じて背景を確認する企業が増えています。