Time to Hire(採用リードタイム)計算ツール|応募〜内定受諾までの日数を無料算出
応募受付日・書類選考通過日・最終面接日・内定受諾日を入力するだけで、Time to Hire(採用リードタイム)と選考フェーズごとの所要日数を無料で自動計算。人事担当者が採用プロセスのどこがボトルネックになっているかを可視化するのに役立ちます。
Time to Hire(採用リードタイム)とは
Time to Hire は、**候補者が応募してから内定を受諾するまでの日数**を表す採用指標です。数字そのものより、**選考フェーズごとの内訳を見て、どこで時間を失っているかを特定する**ために使います。書類選考に2週間かかっているのか、最終面接の日程調整で停滞しているのかでは、打つべき手がまったく違うためです。
**この指標が重要なのは、時間が候補者の離脱に直結するからです。** 優秀な候補者ほど複数社を並行して受けており、選考が長引くほど他社に決まってしまう確率が上がります。似た名前の Time to Fill とは測る区間が違い、**Time to Fill は「求人を公開してから採用が決まるまで」で、母集団形成の速さまで含みます。** このツールは各フェーズの日付を入れるだけで、総日数とフェーズごとの所要日数を算出します。
計測する手順
- 応募受付日を入力する 候補者から応募が届いた日です。ここが起点になります。
- 書類選考通過日を入力する 書類選考の結果を通知した日です。**ここが長いと候補者の熱量が下がります。**
- 最終面接日を入力する 最後の面接を実施した日です。
- 内定受諾日を入力する 候補者が内定を承諾した日です。ここが終点になります。
- フェーズ別の内訳を見る どの区間が最も長いかが分かり、改善対象を絞り込めます。
使いこなすためのヒント
- 書類選考・面接調整・内定〜受諾の3フェーズに分けて計測することで、選考プロセスのどの工程が全体のボトルネックになっているかが一目でわかります。
- 候補者体験(Candidate Experience)の観点では、Time to Hireが長引くほど優秀な候補者は競合他社の内定を先に受けてしまいやすいため、特に面接調整フェーズの短縮が効果的です。
- 本日実装した採用コストと組み合わせると、「スピードを優先した結果コストが増えていないか」を同時にチェックできます。
- 職種やポジションのレベル(新卒・中途・管理職)によって適正なTime to Hireは大きく異なるため、同じ職種・同じ選考フロー同士で比較するのが実用的です。
こんなときに役立ちます
選考プロセスのボトルネックを探す
**総日数だけでは何を直せばよいか分かりません。** 内訳を見て初めて手が打てます。
辞退が続く原因を調べる
辞退した候補者の選考日数を集計すると、時間が原因かどうかの当たりが付きます。
採用担当者間で基準を揃える
同じ指標で測れば、担当者やポジションによる差を比較できます。
経営への報告資料をつくる
採用が進まない理由を、感覚ではなく日数で説明できます。
採用指標の用語
- Time to Hire
- **応募から内定受諾までの日数**です。候補者体験の質を測る指標として使われます。
- Time to Fill
- **求人公開から採用決定までの日数**です。母集団形成の速さまで含むため Time to Hire より長くなります。
- 候補者体験
- 応募から入社までに候補者が受ける体験の総称です。**選考が長引くこと自体が体験を損ないます。**
- 歩留まり
- 各選考フェーズを通過した候補者の割合です。所要日数と併せて見ると詰まりが見えます。
- 辞退率
- 内定を出した候補者のうち辞退した割合です。選考期間の長さと相関することがあります。
- 母集団形成
- 応募者を集める段階のことです。Time to Hire の計測区間には含まれません。
よくある質問
余談ですが ― Time to HireとTime to Fillの違い
Time to Hireとよく混同される指標にTime to Fill(採用充足期間)があります。Time to Hireが「応募者が応募してから内定を受諾するまで」の期間を測るのに対し、Time to Fillは「求人を公開してから内定受諾まで」を測る、より広い指標です。求人公開から最初の応募が来るまでの母集団形成期間を含むかどうかが両者の決定的な違いで、採用チャネルの母集団形成力を評価したいのか、選考プロセス自体の効率を評価したいのかによって使い分けるべき指標です。
Time to HireはCost per Hire(採用コスト)・Quality of Hire(採用の質)と並んで、人事部門が採用活動を管理する際の代表的な3指標の1つとされています。単独でTime to Hireの短縮だけを追い求めると、選考プロセスを簡略化しすぎて採用の質が落ちるリスクがあるため、優れた人事部門はこの3指標をバランスよく監視しています。
労働市場が売り手優位(人材不足)の状況では、Time to Hireの短縮は採用競争力に直結します。優秀な候補者ほど複数社の選考を並行して受けているため、選考期間が1〜2週間長引くだけで、先に内定を出した競合他社に決められてしまうケースは珍しくありません。近年はATS(採用管理システム)やオンライン面接の普及により、面接調整フェーズを中心にTime to Hireの平均値は短縮傾向にあります。