ホームエクイティローン(住宅担保・第二抵当ローン)計算ツール|月々の支払い・総利息・合算融資比率(CLTV)
既存の住宅ローンに手を加えず、住宅を担保に固定金利・一括融資で借り入れるホームエクイティローン(第二抵当)の月々の支払い・総利息と、既存ローンとの合算融資比率(CLTV)を計算します。
返済期間別 ホームエクイティローンの支払い例
借入額4万ドル、金利8.00%(固定)の場合の返済期間別の概算です。
| 返済期間 | 月々の支払額 | 総利息 |
|---|---|---|
| 5年 | $811.06 | $8,663.35 |
| 10年 | $485.31 | $18,237.25 |
| 15年 | $382.26 | $28,806.95 |
| 20年 | $334.58 | $40,298.25 |
ホームエクイティローンとは
ホームエクイティローンは、既存の住宅ローンをそのまま維持したまま、住宅の担保価値(エクイティ)を裏付けに追加で借り入れる第二抵当のローンです。実行時に借入額を一括で受け取り、最初から固定金利・元利均等返済が始まる点が特徴で、この点がクレジットカードのように必要な分だけ引き出すHELOC(ホームエクイティ与信枠)とは異なります。
貸し手の多くは、既存の住宅ローン残高と新規のホームエクイティローンを合算した「合算融資比率(CLTV: Combined Loan-to-Value)」に上限(目安として住宅価値の80〜85%程度)を設けています。本ツールは月々の支払い・総利息に加えてこのCLTVも試算し、上限に近い、または超える場合は警告を表示します。
この計算に使っている参考値
以下は法令で定められた値ではなく、目安として用いている参考値です。実際の金額は事業者ごとに異なります。
- 米国の住宅・自動車ローン審査で参照される返済比率の目安(28/36・43%・20/4/10・CLTV上限) — 業界の慣行値(各社の商品説明にもとづく目安) 最終確認 2026-10-08
ホームエクイティローン計算の使い方
- 住宅の評価額を入力する 現在の住宅の市場価値の見積もりを入力します。CLTVの計算に使います。
- 既存の住宅ローン残高・月々の支払額を入力する 第一抵当(既存の住宅ローン)の残高と、現在の月々の返済額を入力します。
- 借入額・金利・返済期間を入力する 新たに借りるホームエクイティローンの金額・固定金利(年率)・返済期間(年)を入力します。
- 結果を確認する 月々の支払い・既存ローンと合算した月々の総支払い・総利息・CLTVが自動で表示されます。
使いこなすためのヒント
- CLTV(合算融資比率)が高いほど審査が厳しくなったり金利が高くなったりする傾向があるため、既存ローン残高と新規借入額の合計を住宅評価額と照らして事前に確認しておくと安心です。
- 住宅を担保に一括で受け取れる資金の使い道は自由ですが、リフォーム・教育費・借金の一本化など、将来的な価値の維持や負担軽減につながる用途に使うのが一般的です。
- HELOC(与信枠を必要な分だけ引き出す変動金利型)とは異なり、ホームエクイティローンは固定金利・一括融資のため、月々の支払額が返済期間中ずっと変わらない安心感があります。
- 既存の住宅ローンと新規ローンの両方を抱えることになるため、月々の総支払額(合算した金額)が家計に無理のない範囲か必ず確認してください。
活用シーン
借り換えずに資金を得たい
既存ローンの低い金利を手放さずに済む点が、借り換えとの大きな違いです。
借りられる上限を知る
CLTV の上限から逆算して、現実的な借入額を把握できます。
総利息を比べる
期間を変えたときに総利息がどれだけ変わるかを確かめられます。
他の資金調達と比較する
担保を差し出す以上、無担保の借入とは危険の性質が違います。
ホームエクイティローンの用語
- CLTV
- 既存ローンと新規借入の残高合計を、住宅の評価額で割った比率です。金融機関はこれに上限を設けます。
- 担保余力
- 評価額のうち、まだ担保に入っていない部分です。借りられる額の源になります。
- 第二抵当
- 既存の住宅ローンに次ぐ順位の抵当権です。競売では弁済が後回しになります。
- 一括融資
- 契約時にまとめて受け取る形式です。必要なときに引き出す枠型とは異なります。
- 固定金利
- 返済期間を通じて金利が変わらない方式です。
- 評価額
- 担保となる住宅の価値です。これが下がると CLTV は上がり、借りられる額は減ります。
ホームエクイティローンのよくある質問
余談ですが ― 「第二抵当」という仕組み
住宅ローンを組んで住宅を購入すると、その住宅には貸し手(金融機関)の抵当権が設定されます。ホームエクイティローンは、この既存の抵当権(第一抵当)に加えて、同じ住宅にもう1つ別の抵当権(第二抵当)を設定して借り入れる仕組みです。万が一返済が滞り住宅が競売にかけられた場合、まず第一抵当の債権者が優先的に弁済を受け、残った金額から第二抵当の債権者が弁済を受けるため、第二抵当は第一抵当より貸し手にとってリスクが高いとされています。
このリスクの違いは金利にも表れることが多く、ホームエクイティローンの金利は一般的に既存の第一抵当(住宅ローン)よりもやや高めに設定される傾向があります。それでも無担保のカードローンや個人向け融資に比べれば低金利であることが多く、まとまった資金を一括で必要とする人にとっては魅力的な選択肢になります。
似た仕組みにHELOC(ホームエクイティ与信枠)がありますが、あちらは必要な時に必要な分だけ引き出せる変動金利のクレジットラインで、ホームエクイティローンは実行時に全額を一括で受け取る固定金利のローンという違いがあります。資金使途や返済計画に応じて、どちらの仕組みが適しているかを比較検討することが大切です。