RMD(最低必要引出額)計算ツール
2026年版RMD計算ツール。年齢と前年12月31日のIRA残高から、米国の最低必要引出額と5年間の見通しを無料で試算します。
RMDとは
RMDは、伝統的IRAなどの保有者が一定年齢以降に毎年引き出す必要がある最低額です。このツールは前年12月31日の残高をIRS一律寿命表の除数で割って試算します。
今年分と5年先までの見通しを表示します。口座の種類、受取人、プラン規約で計算が変わるため、税務助言ではなく計画用の目安として使ってください。
この計算に使っている基準
税率・保険料率などの法定の値は、次の公的機関が公表しているものを使用しています。制度改正により変わることがあるため、重要な判断をされる際は一次情報もあわせてご確認ください。
- RMD(最低引出額)の均一余命表(IRS Pub 590-B Table III) — 米国内国歳入庁(IRS) 2023-01 以降適用 / 最終確認 2026-09-19
使い方
- 年齢を入力する 引出年の12月31日時点の年齢を入力します。
- 前年末残高を入力する 前年12月31日時点の口座評価額を使います。
- 金額と期限を確認する 初回のみ翌年4月1日まで延長できる場合があります。
使いこなすためのヒント
- IRAは口座ごとに計算します。
- 初回を翌年4月へ延ばすと、同じ年に2回の課税対象引出しになることがあります。
- 本人保有のRoth IRAは通常、生前RMDの対象外です。
こんなときに使えます
年内の資金計画を立てるとき
**RMDは前年12月31日の残高で決まるため、年の途中で相場が下がっても今年の引出額は変わりません。** 必要額を早めに把握しておくと、値下がりした資産を売らざるを得ない状況を避けやすくなります。
初回の引出しを翌年へ延ばすか判断するとき
**初回だけは翌年4月1日まで延ばせる場合がありますが、その年は2回分の引出しが同じ年の課税所得に乗ります。** 税率帯をまたぐかどうかを先に確かめておく価値があります。
複数の口座をどう取り崩すか決めるとき
IRAは口座ごとに計算したうえで、合計額をどの口座から引き出すかを選べる仕組みです。残高の内訳を見ながら配分を考えられます。
5年先の課税所得を見通すとき
**残高が増えれば除数は小さくなり、引出額は年々増えていきます。** 先の見通しを並べると、どの年に他の所得を抑えるべきかが見えてきます。
寄付や資産の移し替えを検討するとき
引出額が分かっていれば、慈善団体への直接寄付やRoth口座への変換といった選択肢を、税負担と合わせて比べられます。
用語集
- RMD
- Required Minimum Distribution、退職口座からの年間最低必要引出額です。
- 一律寿命表
- 多くの本人保有者がRMDの除数を探すために使うIRSの表です。
- 前年末残高
- 前年12月31日時点の退職口座の評価額です。
よくある質問
前年末残高が基準になる理由
RMDは引出日に残っている金額ではなく、前年末の口座残高を基準に計算します。年の途中に市場が動いても、計算の出発点を一定にするためです。
RMDは推奨支出額ではなく最低額です。多く引き出しても通常は翌年のRMDを減らせないため、税率や寄付も含めて税務専門家と計画を立てることが役立ちます。