ランニングペース計算(距離・タイム・ペース換算)

ランニングのペース・タイム・距離を無料で相互換算できるツールです。距離とタイムを入力すればペースを、距離とペースからタイムを、タイムとペースから距離を算出します。5km・10km・ハーフマラソン・フルマラソンの完走タイム早見表も掲載しています。

主要レース距離一覧

レース 距離(km) 距離(マイル)
5km 5.00 km 3.11 mi
10km 10.00 km 6.21 mi
ハーフマラソン 21.10 km 13.11 mi
フルマラソン 42.20 km 26.22 mi

ペース早見表(主要レースの完走タイム目安)

ペース(/km) ペース(/mi) 5km 10km ハーフマラソン フルマラソン
3:00 /km 4:50 /mi 15:00 30:00 1:03:18 2:06:35
3:30 /km 5:38 /mi 17:30 35:00 1:13:50 2:27:41
4:00 /km 6:26 /mi 20:00 40:00 1:24:23 2:48:47
4:30 /km 7:15 /mi 22:30 45:00 1:34:56 3:09:53
5:00 /km 8:03 /mi 25:00 50:00 1:45:29 3:30:59
5:30 /km 8:51 /mi 27:30 55:00 1:56:02 3:52:04
6:00 /km 9:39 /mi 30:00 1:00:00 2:06:35 4:13:10
6:30 /km 10:28 /mi 32:30 1:05:00 2:17:08 4:34:16
7:00 /km 11:16 /mi 35:00 1:10:00 2:27:41 4:55:22
7:30 /km 12:04 /mi 37:30 1:15:00 2:38:14 5:16:28
8:00 /km 12:52 /mi 40:00 1:20:00 2:48:47 5:37:34

1kmあたりのペースを一定に保った場合の目安の完走タイムです。実際のレースでは終盤の失速(ポジティブスプリット)を見込んで、序盤をやや余裕を持ったペースに設定するのが一般的です。

ランニングペース計算とは

ランニングペース計算は、距離・タイム(所要時間)・ペース(1kmまたは1マイルあたりの所要時間)のうち、わかっている2つの値から残り1つを算出するツールです。「このペースで走ったら何分かかるか」「このタイムで完走するには、どのくらいのペースを維持すればよいか」といった、レース計画やトレーニング計画に欠かせない計算をまとめて行えます。

本ツールは、5km・10km・ハーフマラソン・フルマラソンの距離プリセットに対応し、km・マイルの単位切り替えもできます。計算はすべてブラウザ内で完結し、入力した数値がサーバーへ送信されることはありません。

ランニングペース計算の使い方

  1. 計算したい項目を選ぶ 「ペースを計算」「タイムを計算」「距離を計算」の3つから、求めたい値を選びます。
  2. 距離の単位を選ぶ km・マイルのどちらで計算するかを選びます。ペースの単位もここで選んだ単位に連動します。
  3. 残り2つの値を入力する 選んだ項目以外の2つ(距離・タイム・ペースのうち2つ)を入力します。距離はプリセットから選ぶと自動入力されます。
  4. 結果を確認する 入力した2つの値から、残り1つの値と速度(km/h・mi/h)が自動的に計算されます。

使いこなすためのヒント

  • レース本番のペース設定には、目標タイムから逆算した「イーブンペース」を基準にしつつ、後半にやや余力を残す「ネガティブスプリット」を意識すると、終盤の失速を防ぎやすくなります。
  • マラソンのペース設定では、給水・トイレ休憩などのロスタイムを見込んで、目標タイムより数分の余裕を持たせておくと安心です。
  • トレーニングでは、レースペースより遅い「LSD(ロング・スロー・ディスタンス)」や、レースペースより速い「インターバル走」など、目的に応じてペースを使い分けるのが効果的です。
  • km・マイルの単位は、参加するレースの主催国に合わせて切り替えると、現地の距離表示(マイルポスト等)と照らし合わせやすくなります。
  • 心拍数や体感的な疲労度と合わせてペースを記録すると、同じペースでも日によるコンディションの違いに気づきやすくなります。

ランニングペース計算の活用シーン

レースの目標タイムからペースを設定する

「サブ4(4時間切り)」のような目標タイムを入力し、フルマラソンを走り切るために必要な1kmあたりのペースを算出します。

トレーニングの巡航ペースを確認する

普段のジョギングコースの距離とタイムから、自分の現在のペースを把握し、次回のトレーニング目標に活用します。

ペース走・インターバル走の設定タイムを決める

目標ペースと距離から、練習で区切るべき1周・1本あたりのタイムを算出します。

トレイルランやウォーキングのペース把握

走行だけでなく、ウォーキングやハイキングの所要時間の目安を距離とペースから見積もる用途にも使えます。

ランニングペースに関する用語

ペース
1kmまたは1マイルを走るのにかかる時間のことです。「5:00/km」は1kmを5分で走るペースを意味します。
速度
1時間あたりに進む距離のことです(km/hまたはmi/h)。ペースと表裏一体の関係にあり、ペースが速いほど速度も大きくなります。
イーブンペース
レース全体を通じて、ほぼ一定のペースを維持して走る戦略のことです。終盤の失速を防ぎやすいとされています。
ネガティブスプリット
レースの後半を前半より速いペースで走る戦略のことです。序盤に余力を残すことで、終盤の失速を防ぎタイムを安定させやすくなります。
ポジティブスプリット
レースの後半が前半より遅くなってしまう状態のことです。序盤の入りが速すぎた場合によく見られます。

よくある質問

ペースは「1kmまたは1マイルを走るのにかかる時間」(例: 5:00/km)、速度は「1時間に進む距離」(例: 12km/h)を表します。同じ走りの速さを、時間ベースか距離ベースかで表現方法を変えただけの関係にあり、本ツールでは両方を同時に表示します。

4時間(240分)でフルマラソン(42.195km)を完走するには、1kmあたり約5:41のペースで走り続ける必要があります。「タイムを計算」モードで距離をフルマラソン、タイムを4時間に設定すると、必要なペースが自動で表示されます。

国際的な大会や日本国内のレースはkm表記が中心ですが、米国・英国のレースではマイル表記が使われることもあります。参加するレースの表記に合わせて単位を切り替えることをおすすめします。

どちらも有効な戦略ですが、多くのランニングコーチは序盤をやや抑えて後半にペースを上げる「ネガティブスプリット」を推奨する傾向があります。序盤の入りが速すぎると後半に大きく失速するリスクが高まるためです。

保存も送信もされません。計算はすべてお使いのブラウザ内で完結し、入力内容がサーバーへ送られることはありません。
ツールくん

余談ですが ― マラソンの距離「42.195km」はどう決まったのか

マラソンの距離が42.195kmという中途半端な数字になった経緯には、諸説があります。よく知られているのは、1908年のロンドンオリンピックで、コースの起点をウィンザー城、終点をロンドンのオリンピックスタジアム(さらに、王族が観戦しやすいようにスタジアム内のロイヤルボックス前)に設定した結果、この距離になったという説です。

それ以前の大会では、マラソンの距離は開催地の事情によって40km前後でばらつきがありました。42.195kmが正式な距離として統一されたのは、1921年に国際陸上競技連盟(現ワールドアスレティックス)がロンドン大会の距離を公式な標準として採用したことがきっかけとされています。

現在では、5km・10km・ハーフマラソン(21.0975km、マラソンのちょうど半分)・フルマラソンという主要な距離が世界共通の規格として定着しており、多くの大会でこれらの距離が採用されています。ペース計算においても、この4つの距離を基準に完走タイムの目安を確認する使い方が一般的です。