宝くじ当選シミュレーター|期待値・回収率をモンテカルロ法で可視化

年末ジャンボ相当の当せん金額表に基づき、期待値・回収率を厳密計算。購入枚数を指定してモンテカルロ法シミュレーションを実行し、収支のばらつきをヒストグラムで可視化できる無料ツール。

当せん金額表(年末ジャンボ相当)

本数 当せん金額
1等 1本 700,000,000円
1等の前後賞 2本 150,000,000円
1等の組違い賞 9本 100,000円
2等 1本 100,000,000円
3等 3本 1,000,000円
4等 100本 100,000円
5等 2,000本 10,000円
6等 100,000本 3,000円
7等 1,000,000本 300円

※ 上記は年末ジャンボの標準的な等級構成に基づく代表値です。実際の当せん金額・本数は開催回ごとに公式発表される内容をご確認ください。

この当せん金額表では、1ユニット10,000,000枚に対する当せん金の総額は1,733,900,000円です。1枚300円のくじの期待値は約173.4円、回収率は約57.8%となります。つまり、平均すると購入額の半分強しか戻ってこない計算です。

Tips

  • 購入枚数を増やすほど平均収支は購入額の回収率(約58%)に近づきますが、それでも「得をする」ことにはなりません。大数の法則により、試行回数が増えるほど結果は期待値に収束します。
  • ヒストグラムの多くの試行が「収支マイナス」側に集中し、ごく一部の試行だけが大きく右(プラス)に飛び出す形になる点に注目してください。これが宝くじ特有の「歪んだ分布」です。
  • 「シミュレーションを再実行」ボタンを押すたびに乱数の系列が変わるため、結果は毎回微妙に異なります。何度か実行して分布の形の再現性を確認してみましょう。
  • 本ツールの回収率(約58%)は、公営競技(競馬・競輪など、回収率約75%)やパチンコ(回収率約80〜85%)と比べて低い水準です。ギャンブル全般の回収率を比較する際の基準として活用できます。

よくある質問

年末ジャンボ相当の当せん金額表で計算すると、1枚あたりの期待値はおよそ購入額の58%程度です。つまり300円のくじを買った場合、平均的な期待値は約173円になります。

はい、購入枚数に比例して当せんする確率は上がりますが、1枚あたりの期待値(回収率)自体は変わりません。多く買うほど平均的な収支は期待値に近づいていきますが、期待値そのものが購入額を下回っているため、大量購入しても「得をする」ことにはなりません。

いいえ、宝くじの当せん金は当せん金付証票法により非課税です。所得税・住民税ともにかかりません。ただし当せん金を家族などに分配すると、分配された側に贈与税がかかる可能性があるため、分配方法には注意が必要です。

いいえ、宝くじの回収率(約58%)は、競馬・競輪などの公営競技(約75%前後)やパチンコ・パチスロ(約80〜85%)と比べて低い水準です。宝くじは「低確率・超高額賞金」という設計のため、回収率自体は他のギャンブルより低く抑えられています。
ツールくん

余談ですが ― 宝くじの回収率はなぜ低いのか

宝くじは「当せん金付証票法」という法律に基づいて発行されており、この法律の趣旨から、当せん金の総額は販売総額の一定割合に抑えられています。残りの売上は、発売元となる都道府県・指定都市の公共事業費(社会福祉・教育・災害対策など)や、印刷・販売事務にかかる経費に充てられます。つまり宝くじは「還元率の低さ」自体が制度の目的の一部であり、他のギャンブルよりも回収率が低いのは設計上の特徴です。

競馬・競輪・オートレースなどの公営競技は回収率が約75%前後、パチンコ・パチスロは実質的な回収率が80〜85%程度とされることが多く、これらと比較すると宝くじの回収率(年末ジャンボで約58%程度)は明確に低い水準にあります。一方で1枚あたりの購入額が数百円と手頃で、1等が当たれば数億円規模になるという「低リスク・低確率・超高額賞金」という設計が、他のギャンブルにはない独自の魅力を生んでいます。

当せん金には所得税・住民税が一切かかりません(当せん金付証票法第13条)。これは「すでに購入額の中に税相当分が含まれている(実質的に課税されている)」という考え方に基づく制度で、当せん金をそのまま丸ごと受け取れる点は、他の一時所得(懸賞金など)と比べた際の宝くじ特有のメリットといえます。