定期保険 vs 収入保障保険 比較シミュレーター|同じ保障額での保険料を試算
加入時の年齢・保険期間・用意したい保障額を入力するだけで、保障額が一定の定期保険と、期間の経過とともに保障額が逓減する収入保障保険の保険料を簡易比較できる無料シミュレーターです。
同じ「万一のときに備えたい金額」を用意する場合でも、定期保険(保険期間中ずっと保障額が一定)と収入保障保険(保険期間の経過とともに残存の受取総額が逓減する)では、保険料の水準が変わってきます。必要保障額がまだ分からない場合は、先に必要保障額(生命保険)計算ツールで目安を試算してから、本ツールで2つの保険タイプの保険料を比較してみてください。
定期保険と収入保障保険の違い
| 定期保険の保障額 | 保険期間中ずっと保障額(受け取れる保険金額)が一定 |
|---|---|
| 収入保障保険の保障額 | 保険期間の経過とともに残存の受取総額が逓減する(毎月一定額を年金形式で受け取る仕組み) |
| 本ツールの試算モデル | 保険料は保障額の保険期間中の平均残存額にほぼ比例するとみなす簡易モデルで計算しています。収入保障保険は平均保障額が定期保険のおよそ半分になるため、保険料も安くなりやすい傾向を再現しています。 |
実際の保険料は各保険会社の商品性・性別・健康状態(保険料率クラス)等によって変わるため、あくまで2つの保険タイプの相対的な水準感をつかむための簡易試算としてご利用ください。
年齢・保険期間・必要保障額から保険料をシミュレーション
定期保険と収入保障保険の違いとは
死亡保障を用意するとき、多くの方が最初に迷うのが「定期保険にするか、収入保障保険にするか」です。どちらも掛け捨てで、貯蓄性を持たない代わりに保険料を抑えられる点は共通しています。違いは保障額の形にあります。定期保険は保険期間中ずっと保障額が一定なのに対し、収入保障保険は毎月一定額を年金のように受け取る仕組みのため、加入から時間が経つほど残りの受取総額が減っていきます。
このツールは、加入時の年齢・保険期間・用意したい保障額を入力するだけで、両者の保険料の水準感を比較できます。保険料は保障額の保険期間中の平均残存額にほぼ比例するという簡易モデルで計算しており、収入保障保険は平均保障額が定期保険のおよそ半分になるため保険料も安くなりやすい、という実際の傾向を再現します。実際の保険料は保険会社の商品性・性別・健康状態によって変わるため、商品選びの前に「どちらの型が自分の必要性に合うか」を考えるための土台としてお使いください。
この計算に使っている参考値
以下は法令で定められた値ではなく、目安として用いている参考値です。実際の金額は事業者ごとに異なります。
- 生命保険の必要保障額と構造化和解買取で使われる目安値 — 業界の慣行値(各社の商品説明にもとづく目安) (公的な統一データは存在しません) 最終確認 2026-10-17
保険料を比較する手順
- 加入時の年齢を入力する 何歳で加入するかによって保険料は大きく変わります。検討中の年齢を入れてください。
- 保険期間を決める 末子が独立するまで、あるいは定年までなど、保障が必要な期間を年数で入力します。
- 用意したい保障額を入力する 必要保障額がまだ分からない場合は、先に必要保障額(生命保険)計算ツールで目安を出してから戻ってくると精度が上がります。
- 2つの保険料を見比べる 同じ保障額を用意する場合の保険料の差が示されます。差額をどう評価するかが検討の出発点になります。
使いこなすためのヒント
- 同じ保障額でも収入保障保険の方が保険料が安くなりやすいのは、保障額が期間の経過とともに減っていくためです。必要保障額が時間とともに減る家庭ほど収入保障保険との相性が良いとされています。
- 定期保険は死亡時期に関わらず保障額が一定のため、住宅ローンの残債の一括返済等、まとまった金額が必要な場面に向いています。
- 必要保障額が分からない場合は、まず必要保障額計算ツールで試算してから、本ツールで保険料を比較するとスムーズです。
- 保険期間を短く設定するほど平均年齢が下がり保険料も安くなる傾向がありますが、保障が必要な期間より短く設定すると期間満了後に無保険の期間ができてしまうため注意してください。
こんなときに役立ちます
子どもが生まれて保障を見直す
子どもが独立するまでの期間だけ保障を厚くしたい場合、期間の経過とともに必要額が減る収入保障保険との相性を確かめられます。
住宅ローンを組んだあとの上乗せを考える
団体信用生命保険でローン残高は消えるため、それ以外の生活費をどちらの型で備えるかの判断材料になります。
保険料の負担を抑えたい
同じ保障額でも保険料に差が出ることを数字で確かめられるため、月々の家計負担との折り合いをつけやすくなります。
保険の営業提案を検証する
提示された保険料や保障の型が、自分の必要性に照らして妥当かを自分の手で確かめられます。
保険比較の用語
- 定期保険
- 保険期間を定め、その期間中に死亡した場合に一定額の保険金が支払われる保険です。保障額は期間中ずっと変わりません。
- 収入保障保険
- 死亡時から保険期間の満了まで、毎月一定額を年金形式で受け取る保険です。加入から時間が経つほど受取総額は減ります。
- 必要保障額
- 万一のときに遺族の生活を支えるために必要な金額です。遺族年金や貯蓄などの収入も差し引いて考えます。
- 掛け捨て
- 満期保険金や解約返戻金が無い、あるいはごくわずかな保険のことです。その分だけ保険料を抑えられます。
- 逓減(ていげん)
- 時間の経過とともに徐々に減っていくことです。収入保障保険の受取総額はこの形をとります。
- 平均残存保障額
- 保険期間全体を通じて平均するといくらの保障が残っているかという値です。本ツールはこれに比例させて保険料を試算します。
よくある質問
余談ですが ― 収入保障保険はなぜ定期保険より保険料が安いのか
収入保障保険は、1990年代後半に日本の保険市場に登場した比較的新しいタイプの死亡保障です。それまで主流だった定期保険は「保険期間中はずっと同じ保障額」という分かりやすさが特徴でしたが、実際の家庭では子どもの成長とともに必要な保障額は徐々に減っていくのが一般的です。収入保障保険は、この「必要保障額が時間とともに減っていく」という実態に保険の形を合わせることで、同じ入口の保障額であれば保険料を抑えられる設計になっています。
保険料が安くなる仕組みは単純です。保険会社が保険金を支払うリスクは、平均してどれだけの金額を支払う可能性があるかに比例します。定期保険は保険期間の最後の日まで満額を支払うリスクを抱え続けますが、収入保障保険は年数が経つほど支払うべき残り総額が減っていくため、保険会社が抱えるリスクの平均値は定期保険よりも小さくなります。この平均リスクの差が、そのまま保険料の差になって現れます。
一方で収入保障保険にも注意点があります。契約からまもない時期に万一のことがあれば定期保険と遜色ない金額を受け取れますが、保険期間の終盤に近づくほど受取総額は小さくなります。「保障額が同じに見えても、実際に受け取れる金額は時期によって違う」という点は、保険を比較検討する際に見落とされがちなポイントです。