Excel→CSV変換
Excel(.xlsx)ファイルをCSV形式に変換します。ファイルはブラウザ内で処理されサーバーに送信されません。
Excel→CSV変換とは
Excel→CSV変換とは、Excel(.xlsx)ファイルのシートに入力された表データを、カンマ区切りのテキスト形式であるCSVに変換する処理です。本ツールはブラウザ内でExcelファイルを直接読み取るため、Excelを起動して「名前を付けて保存」からCSV形式を選ぶ手間なく、ファイルを選択するだけで変換が完了します。
変換にあたっては、シートの選択・区切り文字(カンマまたはタブ)・文字コードの扱いが結果に影響します。本ツールは複数シートに対応し、変換したいシートだけを選んで出力できるほか、Windows版Excelでも文字化けしないようUTF-8にBOMを付けて出力します。
Excel→CSV変換の使い方
- Excelファイルを選択する 変換したい.xlsx形式のファイルをファイル選択欄から指定します。ファイルの内容はブラウザ内で処理され、サーバーには送信されません。
- 変換するシートを選ぶ ファイルに複数のシートがある場合は、ドロップダウンから変換したいシートを選択します。選択したシートのみがCSVに変換されます。
- 区切り文字を選ぶ カンマ区切りかタブ区切りかを選びます。取り込み先のシステムがタブ区切り(TSV)を要求する場合はここで切り替えます。
- 変換結果を確認する 選択したシートの内容が自動的にCSVへ変換され、画面上にプレビューが表示されます。
- CSVファイルをダウンロードする 「CSVファイルをダウンロード」ボタンを押すと、変換結果がUTF-8(BOM付き)のCSVファイルとして保存されます。
使いこなすためのヒント
- 出力されるCSVには先頭にBOM(UTF-8)を付与しているため、Windows版Excelで開いても文字化けしません。
- Excelファイルに複数シートがある場合は、変換したいシートをドロップダウンで選択できます。選択したシートのみがCSVに変換されます。
- Excelの数式・セルの書式(色・罫線・フォント等)はCSVには含まれません。CSVはあくまで「計算結果の値」のみを保持するプレーンテキスト形式です。
- ファイルの内容はブラウザ内(クライアントサイド)で処理され、サーバーには送信されません。機密データも安心してご利用いただけます。
Excel→CSV変換の活用シーン
会計・販売管理システムへのデータ取り込み
多くの業務システムはCSV形式でのデータインポートに対応しているため、Excelで作成した台帳や在庫リストをそのまま取り込み用データに変換できます。
プログラムでのデータ解析・集計
PythonやRなどのプログラムはCSVを扱いやすいため、Excelで受け取ったデータを解析用のCSVへ手早く変換できます。
他社・他部署とのデータ受け渡し
Excelを持たない相手やシステム間連携では、汎用性の高いCSV形式でデータを渡す場面が多くあります。
大量データの一括登録
Webサービスの管理画面でよく使われるCSV一括インポート機能に、Excelで整理したデータをそのまま流し込めます。
用語集
- CSV
- Comma-Separated Valuesの略で、値をカンマで区切って表形式データを表すプレーンテキスト形式です。多くのソフトウェア・システムがインポート/エクスポート形式として対応しています。
- xlsx
- Excel 2007以降の既定のファイル形式です。内部はXML形式のファイル群をZIP圧縮した構造になっており、シート・書式・数式などの情報を保持します。
- BOM(バイトオーダーマーク)
- テキストファイルの先頭に付与する数バイトの符号で、文字コードがUTF-8であることをアプリケーションに伝えます。Windows版ExcelでUTF-8のCSVを正しく開くために必要です。
- 区切り文字
- CSVで値と値を区切るための文字です。カンマが標準的ですが、値自体にカンマを含むデータではタブを使うこともあります。
- 文字コード
- 文字をコンピューター上でどのビット列として表現するかの規則です。日本語版Excelの既定はShift-JISですが、本ツールはUTF-8で出力します。
- シート
- 1つのExcelファイル(ブック)内に含まれる、独立した表計算のページです。CSVには表形式の概念しかないため、変換時にはシートを1つ選ぶ必要があります。
よくある質問
余談ですが ― CSVという「標準」が長らく存在しなかった理由
CSV(Comma-Separated Values)は1970年代から使われてきた歴史あるデータ形式ですが、実は正式な標準仕様が定められたのは意外に遅く、2005年のRFC 4180が最初の公式な仕様書とされています。それまでの数十年間、CSVは「なんとなく広まった慣習」に過ぎず、区切り文字・引用符の扱い・改行コードなどがソフトウェアごとに微妙に異なる「方言」を生み出していました。
この「方言」の違いは今も完全には解消されていません。Excelは地域設定によってカンマではなくセミコロンを区切り文字に使うことがあり(小数点にカンマを使う言語圏でカンマが区切り文字と衝突するため)、Windows版とMac版のExcelで既定の文字コードが異なるなど、同じ「CSV」という名前でも生成元によって微妙に挙動が変わることがあります。本ツールはRFC 4180に準拠したダブルクォートエスケープでCSVを生成するため、大半の表計算ソフト・データベースツールで問題なく読み込めます。
文字コードに関しては、日本語版Windows上のExcelはCSVをShift-JISで保存する一方、Google スプレッドシートやMac版Excelの一部はUTF-8を使う傾向があります。本ツールはExcel→CSV変換時にUTF-8(BOM付き)で出力するため、Windows版Excelで開いても文字化けしません。