モールス信号変換(テキスト→モールス符号)
アルファベット・数字・記号をモールス符号に変換します。音声で信号を再生する機能付き。
モールス符号表
アルファベット
| 文字 | 符号 |
|---|---|
| A | .- |
| B | -... |
| C | -.-. |
| D | -.. |
| E | . |
| F | ..-. |
| G | --. |
| H | .... |
| I | .. |
| J | .--- |
| K | -.- |
| L | .-.. |
| M | -- |
| N | -. |
| O | --- |
| P | .--. |
| Q | --.- |
| R | .-. |
| S | ... |
| T | - |
| U | ..- |
| V | ...- |
| W | .-- |
| X | -..- |
| Y | -.-- |
| Z | --.. |
数字
| 文字 | 符号 |
|---|---|
| 0 | ----- |
| 1 | .---- |
| 2 | ..--- |
| 3 | ...-- |
| 4 | ....- |
| 5 | ..... |
| 6 | -.... |
| 7 | --... |
| 8 | ---.. |
| 9 | ----. |
記号
| 文字 | 符号 |
|---|---|
| . | .-.-.- |
| , | --..-- |
| ? | ..--.. |
| ' | .----. |
| ! | -.-.-- |
| / | -..-. |
| ( | -.--. |
| ) | -.--.- |
| & | .-... |
| : | ---... |
| ; | -.-.-. |
| = | -...- |
| + | .-.-. |
| - | -....- |
| _ | ..--.- |
| " | .-..-. |
| $ | ...-..- |
| @ | .--.-. |
モールス信号変換とは
モールス信号変換とは、アルファベット・数字・記号を短点(・)と長点(-)の組み合わせであるモールス符号に変換することです。19世紀に電信技術とともに考案された符号で、光や音といった単純な信号だけで文字を伝えられる点が特徴です。
本ツールはテキストを入力するだけで即座にモールス符号へ変換し、Web Audio APIによる音声再生にも対応しています。対応表にない文字(ひらがな・漢字など)は自動的にスキップされ、半角英数字・記号のみが変換対象になります。
モールス信号変換の使い方
- テキストを入力する 入力欄に変換したい英単語・文章を入力します(例: SOS HELLO WORLD)。
- 変換結果を確認する 入力に応じて「変換結果」欄にモールス符号がリアルタイムで表示されます。
- 音声で再生する 「音声で再生する」ボタンを押すと、短点・長点をビープ音として実際の音で聞くことができます。
- 結果をコピーする 「コピー」ボタンで変換結果をコピーし、メモや他のアプリへ貼り付けられます。
使いこなすためのヒント
- 文字ごとの符号は半角スペース、単語ごとの区切りは「 / 」(スラッシュ)で表示されます。国際的な表記慣習に沿った区切り方です。
- 対応表にない文字(ひらがな・漢字など)は変換結果に含まれず、自動的にスキップされます。半角英数字・記号のみが変換対象です。
- 「音声で再生する」ボタンでは、短点(・)を短いビープ音、長点(-)を短点の3倍の長さのビープ音として、Web Audio APIでその場で音を生成して再生します。
- 大文字・小文字は区別されません。「hello」と「HELLO」は同じモールス符号に変換されます。
- SOS(国際遭難信号)は「... --- ...」という非常に覚えやすいパターンで、モールス符号の入門としてもよく使われます。
モールス信号変換の活用シーン
アマチュア無線の学習
アマチュア無線の資格取得や実技練習で、文字とモールス符号の対応を確認しながら学べます。
サバイバル・防災知識の習得
SOSなど電力を使わずに送れる遭難信号の仕組みを知っておくための学習用途に使えます。
暗号・パズル制作
謎解きイベントやパズル制作で、メッセージをモールス符号に変換して出題する際に活用できます。
歴史・通信技術の学習教材
電信の歴史を学ぶ授業や自由研究で、実際に文字を符号化する体験教材として利用できます。
モールス信号に関する用語集
- 短点・長点
- モールス符号を構成する2種類の信号のことです。短点(・)は基準の長さ、長点(-)は短点の3倍の長さの信号で表され、その組み合わせで文字を表現します。
- 国際モールス符号
- 世界共通で使われているモールス符号の標準規格のことです。19世紀にヨーロッパで簡略化・標準化された「大陸モールス符号」がベースになっています。
- SOS
- 国際的に定められた遭難信号で、モールス符号では「・・・---・・・」と表されます。英単語の略ではなく、覚えやすく聞き取りやすいパターンとして選ばれました。
- 電信
- 電気信号を使って文字情報を離れた場所へ伝える通信方式のことです。19世紀にサミュエル・モールスらが実用化し、モールス符号はこの電信のために考案されました。
- アマチュア無線
- 個人が趣味として行う無線通信のことです。商用の無線通信でモールス信号の運用は1999年に終了しましたが、アマチュア無線の世界では今も現役の通信技能として使われています。
よくある質問
余談ですが ― モールス信号を生んだ電信の時代
モールス符号は1830年代、アメリカの画家で発明家でもあったサミュエル・モールスが、助手のアルフレッド・ヴェイルとともに電信機の実用化を進める中で考案しました。1844年、ワシントンD.C.とボルチモアの間で「What hath God wrought(神は何を為したもうたか)」という最初の公式なモールス信号による電信メッセージが送られたことは、通信史における大きな転換点として知られています。
当初モールスが考案した符号(アメリカン・モールス符号)は、文字によって短点と長点の間隔が微妙に異なる複雑な体系でした。その後ヨーロッパで簡略化・標準化が進み、1865年頃に成立した「大陸モールス符号(Continental Morse Code)」が、現在世界中で使われている国際モールス符号のベースになっています。
20世紀に入ると、モールス信号は海上通信の生命線になりました。タイタニック号の遭難(1912年)の際にも無線電信士がモールス符号でCQD・SOSの遭難信号を打電し続けたことが、後の国際的な通信規則の整備につながっています。商用無線でのモールス信号の運用は1999年に終了しましたが、アマチュア無線家の間では今も技能として受け継がれています。