XML→CSV変換

XMLテキストを貼り付けると、値...形式のレコードを解析し、CSV/TSVに変換します。

XML→CSV変換とは?SOAP・業務システムのデータをCSVに変換する仕組み

XML→CSV変換は、<row><column1>値</column1>...</row>のように同じ構造を繰り返すXMLデータを解析し、Excelや表計算ソフトでそのまま開けるCSV・TSV形式に変換する無料ツールです。SOAP形式のWebサービスが返すレスポンスや、古くから稼働する業務システムがエクスポートするXMLデータをExcelに取り込みたいとき、専用のスクリプトを書いたり外部の変換サービスにデータをアップロードしたりせずに、ブラウザ上だけで作業を完結できます。

変換処理はタグ名を基準に列を照合するため、レコードごとに子要素の並び順が異なっていても自動的に吸収され、正しい列にデータが収まります。ただし<row>要素そのものが1つも見つからない構造のXMLは変換できず、エラーメッセージが表示されます。構文が多少崩れている場合でも、該当セルが空欄になるだけで処理全体が止まることはありません。

XML→CSV変換の使い方

  1. XMLを入力欄に貼り付ける 変換したいXMLデータをテキストエリアに貼り付けます。ファイルをアップロードして読み込むこともできます。
  2. 区切り文字を選ぶ 出力したい形式に応じて「カンマ区切り」または「タブ区切り」を選択します。
  3. 変換結果を確認する 入力すると同時にCSV・TSVへの変換結果が表示され、変換した行数もあわせて確認できます。
  4. 結果をコピーまたはダウンロードする 変換結果をクリップボードにコピーするか、ファイルとしてダウンロードして利用します。
  5. 必要に応じてサンプルで試す 「サンプルを読み込む」ボタンを使うと、実際のXML構造を確認しながら使い方を試せます。

使いこなすためのヒント

  • 本ツールは CSV→XML変換の逆方向にあたるツールです。同ツールが出力したXMLをそのまま貼り付ければ元のCSVに戻せます。
  • CSV/TSVのヘッダー行には、最初の 要素に含まれる子要素のタグ名がそのまま使われます。
  • 行によって列の並び順が異なっていても、タグ名を基準に列を照合するため、多少の順序違いは自動的に吸収されます。
  • SOAP形式のWebサービスのレスポンスや、レガシーな業務システムがエクスポートするXMLをExcel等の表計算ソフトに取り込みたいときに活用してください。
  • &amp;・&lt;・&gt; などの文字実体参照は自動的に元の文字(&・<・>)にデコードして出力します。

XML→CSV変換の活用シーン

SOAP APIのレスポンスをExcelで分析

SOAP形式のWebサービスから受け取ったXMLレスポンスをCSVに変換し、Excelでフィルタ・集計しながら分析します。

レガシー業務システムのデータ移行

古い基幹システムがエクスポートするXML形式のデータを、新しいシステムやスプレッドシートに取り込む前処理として使います。

取引先から届くXMLデータの確認

取引先システムから送られてくるXML形式の注文データ・在庫データをCSVに変換し、担当者が見慣れた表形式で内容を確認します。

CSV→XML変換との組み合わせでのフォーマット往復

CSV→XML変換ツールと組み合わせることで、部署やシステムごとに異なるフォーマットの間でデータを行き来させられます。

XML→CSV変換に関する用語集

XML(Extensible Markup Language)
タグで要素を囲んでデータの構造を表現するマークアップ言語です。SOAP通信や設定ファイルなど、システム間のデータ交換に今も広く使われています。
row要素
本ツールが1件のレコードとして認識する繰り返し要素です。<row>の中の子要素が、そのままCSVの列に変換されます。
文字実体参照
&amp;・&lt;・&gt;のように、XMLで特別な意味を持つ文字を安全に表現するための記法です。本ツールは変換時に元の文字(&・<・>)へ自動的にデコードします。
SOAP(Simple Object Access Protocol)
XML形式でリクエスト・レスポンスをやり取りするWebサービス連携の規格です。金融機関や行政システムなどで今も使われています。
CSV・TSV
値をカンマ(CSV)またはタブ(TSV)で区切り、1行1レコードとして表す形式です。Excelなどの表計算ソフトで直接開けます。

よくある質問

<row> 要素が繰り返され、その中に <列名>値</列名> という子要素が並ぶ形式に対応しています。これはCSV→XML変換が出力する形式と同じで、SOAPレスポンスや業務システムのエクスポートデータの多くもこの「1レコード1要素」の構造を採用しています。

タグの開始と終了が一致しない箇所は単純に読み飛ばされ、該当セルが空欄になるだけでエラーで処理が止まることはありません。ただし <row> 要素自体が1つも見つからない場合は変換結果が出ず、エラーメッセージが表示されます。

SOAP形式のWebサービスや、JSONが普及する以前から稼働している基幹システム・業務システムの多くは、現在もXMLを標準のデータ交換フォーマットとして採用しています。そのため取引先や社内システムから届くXMLデータをExcelやCSVベースのツールに取り込む実務ニーズが今も存在します。

CSV→XML変換は逆方向(CSVをXMLに変換)のツールです。本ツールと組み合わせることで、XMLとCSVの間で相互に変換しながらデータを扱えます。
ツールくん

余談ですが ― SOAPとXMLが今も現役である理由

2000年代にWebサービス連携の主流だったSOAP(Simple Object Access Protocol)は、リクエスト・レスポンスの両方をXMLで表現する規格です。REST APIとJSONが普及した現在では新規開発でSOAPが選ばれることは少なくなりましたが、金融機関の基幹系連携や行政システムの一部では、厳格なスキーマ検証が求められる性質上、今もSOAP/XMLが現役で稼働しています。

このようなレガシーシステムからエクスポートされたXMLデータを、担当者が手作業でExcelに転記するといった非効率な運用が今も残っている現場は少なくありません。本ツールはそうした「XMLは出てくるがExcelで扱いたい」という中間的なニーズを、ブラウザだけで完結させることを狙っています。CSV→XML変換ツールと組み合わせれば、部署間・システム間でフォーマットが異なる場合でも、都度ブラウザ上で相互に変換しながらやり取りできます。

なお本ツールの変換処理はすべてブラウザ内(クライアントサイド)で完結し、貼り付けたXMLデータがサーバーに送信されることはありません。取引先の機密データや個人情報を含むXMLを扱う場合でも、外部への送信を気にせず利用できます。ファイルをアップロードする方式にも対応しているため、テキストエディタで開いた内容をコピー&ペーストする手間を省くこともできます。