XML フォーマッター

XMLを整形・圧縮し、タグの対応関係が崩れていないか(整形式)をその場でチェックします。SOAP/RESTのレスポンス確認やRSS/Atomフィードの読解にも使えます。

Tips

  • 入力したXMLはすべてブラウザ内のJavaScriptで処理され、toolbase.cc のサーバーには一切送信されません。社内API設定や機密情報を含むレスポンスでも安全に整形できます。
  • ミニファイモードをONにすると、タグの間にある改行・インデント用の空白がすべて除去されます。設定ファイルへの埋め込みやHTTPリクエストボディの圧縮に便利です。
  • 整形結果が「不正なXML」と表示された場合、多くは閉じ忘れたタグ開始・終了タグの綴りの不一致が原因です。エラー一覧に表示される行番号を手がかりに該当箇所を探してください。
  • このツールはJSON・SQLフォーマッターと同じ仕組みの姉妹ツールです。API開発でJSON⇔XML両方のレスポンスを扱う場合は、JSONフォーマッターと併用すると便利です。
  • 名前空間プレフィックス(例: <soap:Envelope>)を含むXMLもタグ名ごと対応関係をチェックするため、SOAPメッセージのデバッグにも利用できます。

よくある質問

すべての開始タグに対応する終了タグが存在し、タグの入れ子関係が正しく閉じられている状態を指します。「Well-formed」はXML仕様上の必須条件で、これを満たさないXMLはパーサーがエラーを返し読み込めません。スキーマ(DTD/XML Schema)への準拠を確認する「valid(妥当)」とは別の概念です。

新規のWeb APIであれば多くの場合JSONの方が軽量で扱いやすいですが、SOAP連携・RSS/Atomフィード・SVG・既存のエンタープライズシステムなど、XMLが標準となっている領域では引き続きXMLを使う必要があります。用途に応じて使い分けるのが実務上の判断です。

パース時にタグの一部と誤認識され、整形式エラーの原因になります。属性値・テキストノードの中で使う場合は&lt;&amp;のように実体参照でエスケープする必要があります。

いいえ、消えません。本ツールのミニファイ機能はタグ間の空白・改行のみを除去し、コメントやCDATAセクションの中身は変更しません。コメントごと削除したい場合は手動で取り除いてください。

はい、可能です。<ns:tag>のような名前空間プレフィックス付きのタグ名も、プレフィックスを含めた完全一致でタグの対応関係をチェックするため、SOAPメッセージなど名前空間を多用するXMLでも正しく検証・整形できます。
ツールくん

余談ですが ― SGML の子として生まれたXML

XML(Extensible Markup Language)は1998年にW3C(World Wide Web Consortium)が勧告した仕様で、元をたどると1980年代に策定された巨大な文書記述規格 SGML(Standard Generalized Markup Language)の簡略版という位置づけで生まれました。HTMLもSGMLの応用例の1つであり、XMLとHTMLは「SGMLファミリーの兄弟」にあたります。

2000年代前半、XMLはSOAPを筆頭にWeb API・企業間データ連携(EDI)の標準フォーマットとして急速に普及しました。属性・名前空間・スキーマ(XML Schema)による厳密な型定義ができる点が、当時のエンタープライズ用途で重視されたためです。

その後2010年代にJSONへ主役の座を譲りましたが、XMLが完全に廃れたわけではありません。RSS/Atomフィード、SVG画像、Office文書(docx/xlsxの内部形式)、Androidのレイアウトファイルなど、構造化文書としての表現力が求められる領域では現在もXMLが標準として使われ続けています。

本ツールはJSONフォーマッター・SQLフォーマッターに続く3本目のフォーマッターとして、Toolbaseの開発者向けデータ整形ツール群を「JSON・SQL・XML」の主要3形式で揃える位置づけの実装です。

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