クロマチックチューナー(オンライン・無料)
マイクに向かって音を鳴らすだけで、ギター・ベース・ウクレレ・バイオリンなど楽器の音程をリアルタイムに判定する無料のクロマチックチューナーです。基準ピッチ(A=440Hzなど)を調整でき、音声はブラウザ内だけで処理されサーバーには一切送信されません。
使い方のヒント
- 静かな部屋で、1本の弦・1つの音だけを鳴らすと最も正確に判定できます。和音や複数の音を同時に鳴らすと基音を誤検出することがあります。
- 基準ピッチはデフォルトで440Hzですが、オーケストラや吹奏楽団では442Hz前後を使うこともあるため、演奏する環境に合わせて調整してください。
- 針(メーター)が中央付近でセント表示が0に近いほど正確なピッチです。±5セント以内であれば「チューニングOK」の表示になります。
- マイクの感度や周囲の雑音によって検出が不安定な場合は、楽器をマイクに近づけるか、静かな環境に移動してみてください。
- ギターやウクレレは開放弦だけでなく、フレットを押さえた状態でのチューニングの微調整にも活用できます。
よくある質問
余談ですが ― A=440Hzという基準はどう決まったのか
現在世界標準として広く使われている「A=440Hz」という基準ピッチは、1939年のロンドン国際会議で提案され、1955年に国際標準化機構(ISO)がISO 16として正式に採択したものです。それ以前はオーケストラや地域によって基準音の高さがまちまちで、演奏する場所によってピッチが微妙に異なることも珍しくありませんでした。
このツールが使っている音程検出のしくみは「自己相関(オートコリレーション)」と呼ばれる古典的な信号処理アルゴリズムです。波形を少しずつ時間方向にずらしながら元の波形との類似度を計算し、最も強く一致するズレ幅(周期)を探すことで、音の高さのもとになる基本周波数を推定しています。楽器の音は倍音を多く含むため、単純な周波数分析だけでは基音を誤って検出しやすいという課題があり、自己相関法はこれに強いことが知られています。
マイクを使うツールに抵抗を感じる方も少なくありませんが、このチューナーは録音データを一切保存せず、外部のサーバーに音声を送信することもありません。すべての解析はお使いのブラウザ内(クライアントサイド)で完結しており、ページを閉じれば取得した音声データも即座に破棄されます。
テンポを一定に保つ練習には拍を刻んでくれるメトロノーム、演奏前に特定の音名の正確な周波数を先に確認しておきたいときは音名と周波数の対応表ツールがそれぞれ役立ちます。チューニング・リズム・音の高さの基礎知識を組み合わせて活用することで、日々の楽器練習をより効率的に進められます。